要介護認定ってどう決まる?
家族が知っておきたい流れと注意点
はじめに|「何を基準に決まるの?」と不安なご家族へ
要介護認定と聞くと、
- どうやって決まるの?
- 家族は何をすればいいの?
- ちゃんと実態を見てもらえるの?
と、不安になりますよね。
特に初めて介護に向き合うご家族にとって、
制度の流れが分からないこと自体が大きなストレスになります。
この記事では、
はじめて要介護認定を申請するご家族向けに、
- 要介護認定の基本
- 申請から結果が出るまでの流れ
- その間に家族がやっておくと安心なこと
を、できるだけやさしく解説します。
要介護認定とは?|まず全体像を知ろう
要介護認定とは、
介護保険サービスを利用できるかどうか・どの程度必要かを
市町村が判定する仕組みです。
認定結果によって、
- 要支援1・2
- 要介護1〜5
といった区分が決まり、
使える介護サービスの量や内容が変わります。
要介護認定の流れ|申請から結果まで
① 市役所・地域包括支援センターで申請
要介護認定は、
本人または家族が申請します。
申請先は、
- 市役所の介護保険担当窓口
- 地域包括支援センター
が一般的です。
この段階で
**「どこが困っているか」**を簡単に聞かれることがあります。
👉 家族がやること
- 日常生活で困っている場面を思い出しておく
- 無理に良く見せない(普段通りでOK)
② 認定調査(訪問調査)
後日、市町村から委託された調査員が
自宅や施設を訪問し、本人の状態を確認します。
調査では、
- 歩行・立ち上がり
- 食事・排せつ
- 認知症の有無
- 日常生活の様子
などがチェックされます。
👉 家族に知っておいてほしいこと
- 可能であれば家族も立ち会う
- 「できる/できない」ではなく
**「普段どうしているか」**を伝える
③ 主治医意見書の作成
本人の主治医が、
医学的な立場から意見書を作成します。
これは市町村から医師へ直接依頼されるため、
家族が特別に手続きする必要はありません。
④ 審査・結果通知
調査結果と主治医意見書をもとに、
審査会で要介護度が決定されます。
申請から結果通知までは、
原則30日以内とされていますが、
実際には1か月前後かかることが多いです。
認定結果が出るまでに家族がやっておくと安心なこと
結果待ちの期間は、
「何もできない」と感じがちですが、
この時間こそ大切です。
✔ 困っていることをメモしておく
- どんな場面で介助が必要か
- 家族がつらいと感じていること
✔ 介護サービスを少し調べておく
- デイサービス
- 訪問介護
- 福祉用具 など
✔ 相談先を把握しておく
結果が出たあと、
すぐ動けるかどうかで負担は大きく変わります。
要介護認定の結果が出たら、次はどうする?
要介護認定の結果が出たあとは、
- ケアマネジャーを探す
- サービス利用の相談をする
- 生活に合った支援を考える
と、次のステップへ進みます。
ただし多くのご家族がここで、
**「誰に相談すればいいの?」**と迷います。
介護の相談先については、
こちらの記事で詳しく解説しています👇
👉 介護の相談は最初にどこへ行く?
地域包括・市役所・ケアマネの違いを家族向けに解説【栃木版】
まとめ|要介護認定は「家族も一緒に進める手続き」
要介護認定は、
本人だけでなく 家族も一緒に進めていく制度です。
- 流れを知っておくだけで不安は減る
- 普段の様子を正直に伝えることが大切
- 結果待ちの時間も、次の準備に使える
「まだ早いかも」と思っていても、
相談するだけなら負担はありません。
※要介護認定の流れや対応は、
自治体や本人の状況によって異なる場合があります。
不安なときは、お住まいの市町村窓口や地域包括支援センターへ相談してみてください。
関連記事|あわせて読みたい
要介護認定は「申請して終わり」ではなく、
その後の相談やサービス選びまでつながっています。
あわせて読んでおくと、
次の行動がスムーズになる記事はこちらです。
▶ 介護の相談は最初にどこへ行く?
地域包括・市役所・ケアマネの違いを家族向けに解説【栃木版】
▶ 要介護認定の結果が出るまでに家族がやること
待っている間に準備しておきたいポイントを解説【栃木版】
▶ 介護サービスの種類と選び方
在宅・通所・施設の違いを家族向けにやさしく解説【栃木版】
「今すぐ何かを決めなきゃいけない」
わけではありません。
一つずつ流れを知って、
家族に合ったペースで進めていきましょう。