ショートステイとは?
使うタイミング・料金・注意点を家族向けに解説【栃木版】
① はじめに|「少し休みたい」は甘えじゃない
「介護に疲れてきたけど、誰にも言えない」
「家を空けたいけど、預けていいのかわからない」
ショートステイは、
**在宅介護を続けるために用意された“泊まりの介護サービス”**です。
家族が休むために使ってもいい。
むしろ、長く介護を続けるために必要な制度です。
② ショートステイとは?
ショートステイ(短期入所生活介護)とは、
数日〜原則30日以内、施設に泊まりながら介護を受けられるサービスです。
提供される主な支援は次のとおりです。
- 食事
- 入浴
- 排泄介助
- レクリエーション
- 見守り
普段は自宅で生活している方が、
一時的に施設で過ごすイメージです。
③ どんなときに使われる?
よくある利用シーン
- 家族が疲れてしまったとき(レスパイト)
- 冠婚葬祭・通院・仕事などで家を空けるとき
- 介護者が体調を崩したとき
- 災害や緊急時
- 将来の施設入所を見据えた「お試し利用」
👉 在宅生活を続けるための理由であれば利用できます。
「介護に疲れたから」という理由も、正当な利用理由です。
④ ショートステイの料金目安
1泊あたりの目安
3,000〜7,000円前後
(要介護度・利用サービス・各種加算によって前後します)
別途かかる費用
- 食費
- 居住費(滞在費)
- 日用品代など(施設ごとに異なる)
※ 所得状況によっては、
介護保険負担限度額認定証を利用することで
食費・居住費が軽減される場合があります。
⑤ 利用するための条件
- 要介護1〜5の方
- ケアプランに組み込まれていること
※ 要支援1・2の方は、
介護予防サービス(介護予防短期入所生活介護)として利用します。
※ 緊急時には、
要介護認定の申請中でも
暫定的に利用が認められるケースがあります。
必ずケアマネジャー・地域包括支援センター・市役所に相談してください。
⑥ よくある誤解と注意点
「かわいそうで使えない」
→ 家族が倒れてしまうと、在宅生活は続けられません。
「本人が嫌がりそう」
→ 事前見学や短期間の利用から始めて、
少しずつ慣れるケースが多いです。
「急に使える?」
→ 空き状況次第です。
早めに相談しておくことがとても大切です。
★ 現場からのひとこと
ショートステイを使ったことで、
「介護を続けられた」という家族は本当に多いです。
一方で、
「限界まで我慢して、家族が倒れてしまった」
というケースも現場では見てきました。
休むことは、手抜きではありません。
介護を続けるための、大切な選択肢です。
⑦ 相談・申込みの流れ
- ケアマネジャーに相談
- 空き状況の確認
- 見学・面談
- ケアプランに組み込み
- 利用開始
※ ケアマネジャーがいない場合は
👉 地域包括支援センターに相談しましょう。
⑧ 栃木県で相談できる場所
- 地域包括支援センター
高齢者の総合相談窓口(市町村ごとに設置) - 市役所(介護保険課)
要介護認定・制度に関する相談 - 居宅介護支援事業所
ケアマネジャーによる相談(原則無料)
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⑨ まとめ|ショートステイは「介護を続けるための制度」
- 家族が休むために使っていい
- 在宅介護を続けるためのサービス
- 早めの相談が安心につながる
- 迷ったらケアマネ・包括に相談
ショートステイは、
「困ったときの最終手段」ではありません。
無理をしすぎる前に、
介護を続けるための選択肢として、
ぜひ知っておいてほしい制度です。
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