要介護認定の「更新」って何するの?手続きの流れ・準備・注意点をやさしく解説【栃木版】
✅30秒でわかる要約(まずここだけ)
- 更新は「期限後も介護サービスを続けたい人」が行う手続き(期限が切れる前に申請するのが基本)
- 申請は“満了日の60日前から”できる(宇都宮市・那須塩原市・栃木市で案内あり)
- 流れは新規とほぼ同じ:申請→訪問調査→主治医意見書→審査→結果通知
- 有効期間は状態や自治体で幅:宇都宮市は状態に応じて6〜48か月の案内
- 那須塩原市は(同じ要介護度で更新の場合)3〜48か月の範囲を提示 那須塩原市/栃木市は更新は原則12か月(最長36か月) 栃木市公式サイト
- 更新調査は「いい日」より“直近の普段の困りごと”を具体的に(調査は概ね過去1週間の状況で選ぶ設問が多い、再調査なしの注意あり)
はじめに|更新は「期限切れを防ぐ」ための手続き
要介護(要支援)認定には有効期限があります。
期限後も引き続きサービスを受けたいときに行うのが「更新申請」です。宇都宮市も、更新申請を「有効期間満了後引き続きサービスを受けるための申請」と説明しています。
✅ まずは「介護保険被保険者証」で満了日(有効期限)を確認しましょう。
認定そのものの全体像を先に押さえたい人は
→ 要介護認定ってどう決まる? 家族が知っておきたい流れ・見られ方・注意点【栃木版】
更新はいつする?目安は「満了日の60日前から」
栃木県内の自治体案内では、更新申請は有効期間満了日の60日前から可能とされています。
おすすめの動き方(ざっくり)
- 満了日の2か月前:申請準備(主治医・連絡先・入院/入所情報の確認)
- 満了日の1〜2か月前:申請提出 → 調査日程の調整へ
更新手続きの流れ(栃木版・5ステップ)
ステップ1:更新申請を出す
必要書類は自治体で細部が違いますが、宇都宮市の例では
- 申請書
- 介護保険被保険者証(40〜64歳は医療保険証の扱いに注意)
が案内されています。
ステップ2:訪問調査(認定調査)
調査員が本人の心身状態や日常生活について聞き取りをします。
栃木市では、調査にあたり家族等(入院・入所中は職員)の立会いが必要と明記されています。
また栃木市は、日程連絡の目安として
- 新規・変更:概ね2週間程度
- 更新:申請月に入ってから
と案内しています。
(※更新は期限が近いと混みやすいこともあるので、早めが安心)
ステップ3:主治医意見書
自治体から主治医へ依頼され、意見書が作成されます(栃木市は「市からの依頼により作成」と記載)。
作成にあたって受診が必要になる場合があるので、最近受診していない場合は早めに予約を。
ステップ4:審査(一次判定・二次判定)
訪問調査と主治医意見書をもとに、コンピュータによる一次判定→専門家による二次判定の流れで審査されます(栃木市の説明)。
宇都宮市も、一次判定結果や特記事項、主治医意見書などをもとに審査会で判定すると説明しています。
ステップ5:結果通知 →(必要に応じて)ケアプラン調整
結果通知と被保険者証が届きます。
結果が出るまでの目安は自治体案内に幅があり、例えば
更新の有効期間はどれくらい?
有効期間は状態や自治体の案内で幅があります。
- 宇都宮市:状態に応じて6〜48か月 宇都宮市公式サイト
- 那須塩原市:更新は原則12か月の枠組みを示しつつ、同じ要介護度で更新の場合は3〜48か月の範囲を提示 那須塩原市
- 栃木市:更新は原則12か月(最長36か月) 栃木市公式サイト
👉 つまり「更新=必ず1年」ではなく、状態が安定していると長めに設定されることもある一方、自治体によって上限の案内が異なる点は押さえておくと安心です。
更新調査で“ズレない”ための準備(ここが一番大事)
更新は「前回と比べてどうか」も見られやすいので、“普段の困りごと”を短くメモしておくのが強いです。
那須塩原市は
- 訪問調査は原則1回で、言い忘れても再調査はしない
- 調査は概ね過去1週間の状況など「日頃の状況」で選ぶ設問が多い
と注意点をまとめています。
「そもそも誰に何を相談する?」も一緒に整理したい人は
→ 介護の相談先(地域包括・市役所・ケアマネの違い)
メモのテンプレ(コピペOK)
- 【移動】立ち上がり/歩行/ふらつき/転倒(いつ・どこで)
- 【排泄】昼夜の回数、失敗、見守りや介助の必要性
- 【入浴】滑る・怖がる・声かけ必須・全介助など
- 【食事】むせ、誤嚥の不安、見守り、量が減った等
- 【認知】服薬管理、火の元、財布、道に迷う、昼夜逆転
- 【介護者負担】夜間対応、見守りで眠れない、通院付き添い回数
コツ:「できる/できない」だけじゃなく、
**「一人だと危ない」「見守りが必要」**が伝わると噛み合いやすいです。
入院中・施設入所中の更新はどうなる?
那須塩原市は、調査の実施場所について
「日頃の状況を把握できる場所」が原則で、長期入院なら病院が実施場所になることがある、と説明しています。 那須塩原市
入院中は、病院の相談員(MSW)や施設職員さんに
「更新の調査がある」「家族の立会い方法」などを早めに共有しておくとスムーズです。
よくある誤解(更新でつまずきやすいポイント)
- 更新=調査なし → 更新でも訪問調査があります(栃木市は更新も訪問調査の対象として説明)。 栃木市公式サイト
- 良い日に合わせればOK → “普段の状態”が伝わらないと、判定やサービスが噛み合いにくい
- 期限ギリギリでも同じ → 更新は日程連絡が「申請月に入ってから」の案内もあり、混みやすい時期は早めが安心。
FAQ(よくある質問 5つ)
Q1. 更新はいつから申請できる?
A. 満了日の60日前からが目安です。
Q2. 更新でも主治医意見書は必要?
A. 必要です。自治体から主治医へ依頼して作成されます。
Q3. 更新でも家に調査員が来る?
A. 来ます。栃木市は訪問調査の説明と、立会いが必要な旨を記載しています。
Q4. 結果が出るまでどれくらい?
A. 栃木市は概ね申請日から30日程度、宇都宮市はおおむね1〜2か月程度の案内です。
Q5. 有効期間はどれくらい?
A. 状態により幅があります。宇都宮市は6〜48か月、那須塩原市は(同じ要介護度で更新なら)3〜48か月の範囲を提示、栃木市は更新は原則12か月(最長36か月)と案内しています。
まとめ|更新は「早め×普段のメモ」でラクになる
更新は、期限を切らさずにサービスを続けるための手続き。
60日前から申請できるので、被保険者証で期限を確認して、早めに動くのが安心です。
そして一番大事なのは、調査でズレないように
直近1週間くらいの“普段の困りごと”を具体的にメモしておくこと。
関連記事(あわせて読みたい)
- 要介護認定ってどう決まる? 家族が知っておきたい流れ・見られ方・注意点【栃木版】
更新の流れがイメージできない人は、まず「全体像」をここで確認するとスッキリします。 - 介護の相談先は誰が正解?地域包括・市役所・ケアマネの違い
更新や区分変更、申請前の相談も含めて「まずどこに連絡する?」を整理できます。 - 要介護認定の結果が出るまでに家族がやること(準備・メモの作り方)
訪問調査に向けた「普段の困りごとメモ」を、もっと具体例つきで準備したい人向け。 - 介護保険の申請から利用までの流れを5ステップで解説
更新だけでなく、初めて申請する家族にも渡せる「基本の導線」記事です。