【迷ったらココ】介護の相談先ガイド|地域包括・市役所・ケアマネの違いと選び方【栃木県版】
✅ 30秒でわかる要約
- 迷ったら最初は 地域包括支援センター(状況整理・相談の入口)
- **市役所(介護保険担当)**は申請や手続きに強い
- ケアマネは原則「認定後〜」が中心(例外あり)
- 電話の前に「本人の状況・住所・困りごと」をメモすると一発で話が進む
- 今日やること:①担当の地域包括を確認 → ②電話で相談 → ③必要なら申請へ
✅ 今日やることチェック(3〜7分で準備)
- □ 本人の 氏名・年齢・住所(だいたいでOK) をメモ
- □ いま困っていることを 1つに絞って書く(例:夜の転倒、トイレ、介護疲れ)
- □ いつから・どの頻度か(例:2週間前から毎晩)
- □ 同居/別居、主な介護者は誰か
- □ かかりつけ医・通院先(分かれば)
- □ 緊急性(今日危ない/今夜が限界 など)
✅ 先に知っておくと安心なこと
“どこに相談すべきか分からない”状態でもOK。まずは状況整理からで大丈夫ます。役所やケアマネに繋いでくれます。
「認定前」でも使える支援はあります(相談・情報整理・一部のサービス/制度案内など)
迷ったら“地域包括”でOK
介護の相談窓口は色々ありますが、「まだ介護か分からない」段階なら地域包括支援センターが最初の相談先として一番スムーズです。
- 状況整理・方向性の相談 → 地域包括支援センター
- 要介護認定などの申請手続き → 市役所(介護保険担当)
- 認定後のサービス調整(ケアプラン) → ケアマネジャー
この3つを押さえるだけで、遠回りしにくくなります。
介護の相談先は大きく3つ(役割が違う)
「どこでも同じでしょ?」と思われがちですが、役割がまったく違います。
まずは違いをサクッと比較しましょう。
相談先のちがい(早見表)
| 相談先 | できること(強い分野) | 向いている人 |
|---|---|---|
| 地域包括支援センター | 状況整理/今後の流れ/制度の案内/必要先へつなぐ | まだ介護か分からない、何から始めるか不安 |
| 市役所(介護保険担当) | 要介護認定の申請/書類受付/保険制度の事務 | 認定申請をしたい、手続きを進めたい |
| ケアマネジャー | ケアプラン作成/サービス調整/事業所との連絡 | 認定後にサービスを組み立てたい、見直したい |
地域包括支援センター|「最初の相談」はここが強い
どんな場所?
地域包括支援センターは、市町村が設置(または委託)する高齢者の総合相談窓口です。
「介護って何から…」の段階でも、基本的に相談できます。
できること
- 今の状況を一緒に整理してくれる
- これからの流れ(認定、サービス、受診など)を説明してくれる
- 使えそうな制度・サービスの案内
- 必要に応じて、市役所やケアマネ等につないでくれる
“とりあえず話を聞いてほしい”なら、まず地域包括でOKです。
相談するときに伝えるとスムーズなこと(メモしてOK)
- 本人の困りごと(例:薬管理、料理、金銭管理、転倒、夜間不眠)
- 家族の困りごと(仕事がある/遠方/限界が近い など)
- 受診先(かかりつけ医がいるか)
- 緊急度(今日困ってることがあるか)
地域包括に電話する前に「何を聞かれる?何を伝える?」を先に見ておくと、相談がスムーズになります。
👉地域包括支援センターに電話する前の準備:何を聞かれる?何を伝える?【栃木】
市役所(介護保険担当)|「申請・手続き」の窓口
市役所は、要介護(要支援)認定の申請など、制度上の手続きを進める場所です。
もちろん一般的な説明も受けられますが、中心は“事務手続き”になります。
できること
- 要介護(要支援)認定の申請受付
- 介護保険料、自己負担割合などの説明
- 書類の案内・受付
注意点(ここで詰まりやすい)
- 「どんなサービスを組み合わせるか」
- 「家族の負担をどう減らすか」
このあたりは、市役所だけで完結しないことが多いです。
不安が強いときは、先に地域包括で整理→必要なら市役所で申請が一番ラクです。
「申請したら次に何が起こる?」まで流れで知りたい人は、こちらで5ステップで整理しています。
👉介護保険の申請から利用までの流れを5ステップで解説【初心者向け】
ケアマネジャー|「サービス調整」のプロ(主役は認定後)
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、サービス利用が始まってから本格的に関わる調整役です。
できること
- ケアプラン(利用計画)の作成
- 事業所との連絡調整
- サービス内容・回数の見直し
注意点
原則として、要介護(要支援)認定が出てからケアプランが動きます。
ただし、事業所によっては「申請前後の相談」や「申請の段取りの助言」をしてくれるケースもあります。
迷うなら、まず地域包括に相談するとスムーズです。
ケアマネは相性でストレスが激変します。選び方の基準だけ先に押さえておくと失敗が減ります。
👉ケアマネの選び方【居宅向け】1分で決める探し方と“合う人”の見極め方(栃木版)
よくある勘違い(ここで遠回りしがち)
- ❌ いきなり事業所やケアマネに電話 → 「まず包括へ」となって混乱することがある
- ❌ 認定が出るまで何もしない → 相談は申請前からOK
- ❌ 家族だけで抱え込む → 限界になってからだと選択肢が減りやすい
【ケース別】最初に行くべき相談先
- 何から始めていいか分からない → 地域包括支援センター
- 要介護認定を取りたい(申請したい) → 市役所(介護保険担当)
- すでに認定があり、サービスを調整したい → ケアマネジャー
迷ったら、
地域包括 →(必要に応じて)市役所 →(認定後)ケアマネ
この流れでほぼ間違いありません。
📞 電話の台本(地域包括支援センター向け)
もしもし、突然すみません。
家族の介護のことで相談したくてお電話しました。
**(本人:◯歳、◯◯市(地区)在住)**で、最近 (困りごと:例 夜のトイレで転びそう/介護者が限界) です。
まず何から始めればいいか、流れを教えていただけますか?
可能なら、担当の方と一度面談(または電話相談)できますか?
追加で言えると強い一言
- 「要介護認定も必要か迷っていて、申請のタイミングも相談したいです」
- 「認定前に使える支援(見守り・福祉用具・ショートステイ等)があるか知りたいです」
📞 電話の台本(市役所 介護保険担当向け)
介護保険の申請(要介護認定)について確認したくてお電話しました。
家族が (状態:例 ひとりで入浴が難しい/物忘れが増えた) のですが、
申請はどこで、何を持って行けばいいか 教えてください。
申請後の流れ(訪問調査、主治医意見書、結果通知)も簡単に知りたいです。
✅ 電話で聞くことリスト(コピペ用)
- □ まずどこに相談するのが最短か(地域包括でOKか)
- □ 担当地区の地域包括はどこか(連絡先・受付時間)
- □ 認定前でも使える支援はあるか(相談、制度、短期利用など)
- □ 要介護認定の申請は必要か/申請するなら準備物は何か
- □ 緊急性が高い場合の動き方(今夜が限界のとき等)
- □ 次に誰と話すべきか(包括→市役所→ケアマネ など)
栃木県でのポイント(探し方)
栃木県内にも地域包括支援センターは多数あり、地域の窓口として整備されています。
ただし、施設の待機状況や事業所数などは市町ごとに差があるので、早めの相談が“選択肢を残す”ことにつながります。
👉地域包括支援センターの探し方【宇都宮市版】担当の調べ方・電話のコツまでやさしく解説
👉地域包括支援センターの探し方【小山市版】担当地区の調べ方・6センター一覧・電話のコツ
よくある質問(FAQ)
Q1. 地域包括支援センターは誰でも相談できますか?
A. 基本的に高齢者本人や家族などが利用できます。まずは「住んでいる地域の担当」を案内されることが多いです。
Q2. まだ介護が必要か分からないのですが、相談していいですか?
A. 大丈夫です。「困りごとの整理」や「次の一手」を一緒に考えるのが地域包括の役割なので、早め相談の方がスムーズです。
Q3. 市役所に行くのが先ですか?包括が先ですか?
A. 状況が整理できていないなら 包括→市役所 がスムーズになりやすいです。申請など手続きが必要になったら市役所が中心です。
Q4. ケアマネに最初から連絡しないといけませんか?
A. 多くは認定後に本格的に関わります。最初は包括に相談し、必要ならつないでもらう流れでOKです。
Q5. 電話する前に準備しておくといいことは?
A. 「困っていること3つ」「本人の普段の様子」「家族ができる範囲」をメモしておくと、相談が一気に進みます。
まとめ|迷ったら「地域包括」からで大丈夫
- 相談先は主に3つ(地域包括・市役所・ケアマネ)
- 役割が違うので、順番を間違えると遠回りしやすい
- 最初は地域包括支援センターでOK
- 認定前でも相談していい
- 家族だけで抱え込まなくていい
「今の状態で相談していいのかな…」と思った時点で、相談のタイミングとしては十分早いです。
合わせて読んでおきたい
「参考リンク(公式)」用URL(コピペ用)
厚労省:地域包括支援センターについて(PDF)
厚労省:介護保険の解説(サービス利用までの流れ)
栃木県:地域包括支援センター一覧(ページ)
(例)宇都宮市:要介護・要支援認定申請